―押絵羽子板について説明してください。
そもそもは古来からの節句人形の一部として成立しています。正月に女の子は羽子板、男の子は破魔弓を母方の実家からお祝いとして贈り、飾ったのです。同じように3月は女の子の雛人形があり、5月には男の子の鎧、兜飾りや鯉幟りの節句祝いがありますね。押絵羽子板のルーツは、宮中の新春の儀式の一つである左義長です。その様子を羽子板の裏に描き、年の暮に将軍家から宮中への贈り物にしたのです。その当時の羽子板は、表面に大和絵風に貴人を極彩色で描いたもので、実に美麗な装飾品でした。その後になって、平面な絵から立体的な押絵に発展したのですが、時代について明確な裏付けはないようです。
およそ200年程前には、松竹梅の紋様とか福の神とかを貼っていたようです。それが娘姿となり、歌舞伎役者の舞台姿を作るようになって急速に人気が出たわけですね。 |
| 11月から5月までは、押絵羽子板をはじめ破魔弓、雛人形、5月人形など季節に応じた伝統商品の売場をオープン。海外旅行の土産品にする固定客も多い。
「製造・直売なので良い品が安い」と評判だ。 |
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